私は忘れない [その他]
深夜から降り出した雪は止んでいた。
新雪に足跡を付けながら志津川の中心部まで歩いた。
一台の小型トラックが雪を巻き上げて通りすぎた後は、再び静寂が辺りを支配した。
遠くにぽつんと鉄骨だけになった建物が見えた。
正面に沢山の花が手向けてあった。
私は、肩にかけたカメラを構える事は出来なかった。
手を合わせると涙があふれた。
2014-12-11 16:45
nice!(50)
コメント(5)
深夜から降り出した雪は止んでいた。
新雪に足跡を付けながら志津川の中心部まで歩いた。
一台の小型トラックが雪を巻き上げて通りすぎた後は、再び静寂が辺りを支配した。
遠くにぽつんと鉄骨だけになった建物が見えた。
正面に沢山の花が手向けてあった。
私は、肩にかけたカメラを構える事は出来なかった。
手を合わせると涙があふれた。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
南無阿弥陀仏
by 夏炉冬扇 (2014-12-12 16:50)
「忘れない」ため
写真って、そういう役目も担ってるのですね
by はなだ雲 (2014-12-13 13:06)
夏炉冬扇さん コンバンハ。
今はどんな様子なんでしょうね。
はなだ雲さん コンバンハ。
日の出前にホテルを出て雪道を歩きながら「あの日も雪が降ってたなあ」とか「トーシロなのにこんな所で写真を撮っていいのか」などと考えながら歩いていました。
by beisi (2014-12-13 22:00)
見ているのも辛かったでしょうね。
写真はそうい気持ちも風化させないで残しておく、
という面でも意味がありますね。
by rappi (2014-12-16 22:58)
rappiさん コンバンハ。
骨組みだけとなった南三陸町防災庁舎の前では、ニュースで伝えられたいろいろな事が思い出されて、正面から写真を撮る事は出来ず、ただ手を合わせるだけで帰りました。
by beisi (2014-12-18 00:03)